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交通事故

14歳以下の子どもの死亡原因一位は不慮の事故です
交通事故から子どもを守る

子どもが屋外で遊ぶ機会が増えると交通事故に遭いやすくなります。小さい子どもが外で遊ぶときは、道路でお絵かきしない、駐車場でかくれんぼしない、停車中の車はいつ動くかわからないので近寄らないなどをしっかり教えましょう。

また、子どもが横断歩道を青信号で渡っているにもかかわらず、車に跳ねられる事故が起きていることから、青信号を過信せず、3つの約束を伝えましょう。「信号を待つ場所は道路より3歩内側、信号が青になってもすぐに歩かないで心で1.2.3と数えてから歩き始める、横断歩道上であっても右(1)・左(2)・右(3)を確認してから一気に渡る」のです。

ところで、最近自転車による交通事故が増えています。原因は交通ルールの無視とマナーの欠如です。自転車は車両ですから、道路交通法に定められたルールを守らなければいけません。自転車と車が接触しないよう、曲がり角や駐車場の前では速度を落とす、横断歩道を渡るときは、自転車から降りて押して歩く、「止まれ」の一時停止標識では必ず一旦停止し左右後方の安全を確認する、夜間時にはライトの点灯など、保護者は子どもを自転車に乗せる前に安全な乗り方と交通ルールを教えましょう。道路交通法で禁止されている行為として、大人同士、子ども同士の2人乗りや、幼児用座席を前後に取り付けた3人乗り、雨天時の傘を差しながらの運転や、携帯電話を操作しながらの運転があります。これらはバランスを崩しやすくなり、転倒し負傷する危険があるので絶対にやめましょう。自転車に乗るときは、転倒したとき頭を保護するヘルメットを着用します。幼児期から自分の頭を守るために「乗ったら着用する」という習慣をつけることが大切です。

当然ながら、車で外出するときはチャイルドシートを正しく装着しましょう。走行中に交通事故死する6歳未満の子どもは毎年増えていますが、チャイルドシートで固定されていたら助かっていたはずの命が多くあります。6月より後部座席もシートベルトを着用することになります。面倒がらず、安全を優先してちょっとそこまでの運転でもシートベルトの着用を心がけましょう。